白寿の由来や風習は?贈り物は何色がベスト?
最終更新日:2020年12月28日
白寿祝いのプレゼントなら「お誕生日新聞」
白寿のお祝いに99年前の新聞を贈りませんか?
ありきたりなモノでは手に入らない特別な「思い出」を贈りましょう!
1万円以上のご注文で送料無料!
⇒白寿祝いに99年前の新聞を贈る!人気商品総合ランキング
白寿の由来
長寿祝いの1つである白寿は、99歳のお祝いのことを指します。
長寿のお祝いはもともと中国にあった風習が日本に入ってきたもので、その由来は中国にまつわるものが多いとされています。
例えば、61歳(満60歳)の祝いである還暦は、陰陽五行説に由来しています。
また、70歳の祝いである古稀の由来は、唐代の詩人・杜甫の『曲江(きょっこう)』の一節
「酒債は尋常行く処に有り、人生七十古来稀なり(酒のつけはどこにでもあるが、70年生きる人はまれである)」
だと言われています。
ところが、77歳の祝いである喜寿以降は、日本で生まれたものが多くあります。99歳の祝いである白寿もその1つ。
「百」の字から「一」を引くと「白」、このことを100から1を引いた数の99になぞらえて、99歳のことを「白寿」と呼ぶようになりました。
また、白寿の由来に関しては、ほかにもユニークな説があります。
白髪に長い白髭を生やした老人と言えば、思い浮かぶのが「仙人」ですよね。
仙人とは、中国の道教において、道教を貫く心理である道(タオ)を体現した人のことを指します。また、俗世間から離れた仙境という清浄な土地で暮らし、不老不死を得た人としても語られます。
「人も99歳になると世俗の垢が抜け落ち、俗人から超越した仙人のような存在になるのではないか」
という考えから、仙人の姿にあやかって、99歳を白寿と呼ぶようになったと言われています。
99歳を迎える方が、本当に尊い存在であることは、このユニークな説からも伝わってくるようです。
白寿は、次の長寿祝いである百寿への門出でもあるため、ぜひ盛大に祝っていただければと思います。
白寿の風習
長寿のお祝いには、それぞれの祝いを象徴する色があり、その色に因んだ贈り物をする風習があります。
白寿の象徴は、その名前に因んで「白」とされています。
長野県の一部地域では、白寿を迎える方が白装束を着てお祝いをする昔ながらの風習が残っています。
神事の際にも白い着物を着用することから、「白」という色に対して神聖で気品のあるイメージをもつ方が多くいらっしゃるかと思います。
しかし同時に、白は亡くなった人に着せる着物の色でもあることから、お祝いの際には避けたい色だと考える方もいます。
実際に長野県では、「お迎えが来るようで縁起が悪い」と考え、白装束を着る伝統的な風習を行わない人もいるようです。
白をメインの色にもってくるとシンプルすぎてしまうことからも、贈り物の色として扱うのは難しいかもしれません。
長寿のお祝いの品としては、ちゃんちゃんこや頭巾などを贈る風習がありますが、特にこれらの品に白を選択すると、長寿の祝いとしてはふさわしくない装いであると思われる場合もあるため、注意が必要です。
最近では、長寿の色にこだわるよりもご本人が喜んでくれる色を選択するという考え方も広がってきているので、「色」については柔軟に考えてかまわないのではないでしょうか。
もちろん、シンプルで清潔感がある白を好む方も多いですから、ご本人が気にされないようであれば、白寿を迎えたことへの敬意も込めて、気高さをイメージさせる「白」を基調としたアイテムを選ぶのも良いでしょう。
白寿祝いに気を付けたいこと
白寿の贈り物に関しても、特にこれといった決まりやしきたりがあるわけではありません。
ご本人の趣味や嗜好に合わせて、最適なものを選んでください。ただし、「苦」や「死」を連想させるものは、長寿の贈り物としてはふさわしくありません。
特に注意が必要なのは、お茶です。お茶を好まれる方は多いのですが、弔事で用いられることが多いことから、白寿の贈り物としては避けましょう。
白寿を迎える方が日常的にお茶を楽しむ方ならば、贈り物に「湯呑」を選ばれてはいかがでしょうか?
実際に手で触れてみて、なめらかで手になじむものがおすすめです。
オリジナルの湯呑を作成できるお店もあるため、メッセージなどを添えても喜ばれる贈り物となるでしょう。
白寿祝いのプレゼントなら「お誕生日新聞」
白寿のお祝いに99年前の新聞を贈りませんか?
ありきたりなモノでは手に入らない特別な「思い出」を贈りましょう!
1万円以上のご注文で送料無料!
⇒白寿祝いに99年前の新聞を贈る!人気商品総合ランキング