出産後は赤ちゃんの行事がたくさん！
産まれてから一番最初に行われる行事を
「お七夜（おしちや）」といいます
お七夜とは？
「お七夜（おしちや）」とは、
生後７日目の赤ちゃんをお祝いする行事のこと
その歴史は古く、平安時代までさかのぼります
平安貴族の間では、赤ちゃんが生まれた１日目を「初夜」
３日目を「三夜」、５日目を「五夜」、７日目を「七夜」
９日目を「九夜」とよび、奇数日に赤ちゃんが生まれたことを祝う
「産立ちの祝い」という行事を行っていました
昔は生まれたばかりの赤ちゃんは亡くなることが多く
赤ちゃんが無事に毎日過ごせることが、何よりのお祝いであったためです
次第に「七夜」だけが残り、江戸時代頃に庶民に広まったといわれています
具体的に何をする？
お七夜の目的は、生まれてきた赤ちゃんのお披露目
その際、赤ちゃんの名前を披露目のすることを「命名式」と呼びます
命名式は、奉書紙と呼ばれる和紙に赤ちゃんの名前を書き
その命名書を神棚などに飾り、赤ちゃんの名前を披露するというもの
赤ちゃんの命名いつまで？
法律上では、「生後14日までに出生届を出すこと」となっているので
それまでに命名すれば問題ありませんが、命名式を行うのであれば
それまでに赤ちゃんの名前を決めておく必要があります
子供の名前どうやって決める？
願いを込めた漢字や言葉を入れる
健康に育ってほしい、優しい子に育ってほしいなど
将来「こんな人になってほしい」という願いなど
その子が素敵な人生を歩めるようにという思いを込める
呼び名や音の響きで決める
名前はたくさんの人に生涯ずっと呼ばれ続けるもの
声に出して呼ぶときに響きが心地良いかなど
音が持つイメージから選ぶのも素敵です！
生まれる季節や月から決める
春生まれなら「桜」、冬生まれなら「雪」を使ったり
また、「睦月」や「葉月」など、生まれる月の
旧暦にちなんだ名前にするのもおすすめです！
海外でも通じやすい名前に
最近では、海外でも通用する名前を付ける傾向が！
外国の方でも発音しやすいか、他の意味にとられないかを
チェックするのも大切です！
名前は生まれてきた子どもに一番初めに贈る一生モノのプレゼント！
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