誕生日を祝うようになったのはいつから?由来や風習を知ろう
最終更新日:2023年1月6日
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誕生日の由来
現在では、個人の誕生日をお祝いすることは一般的になっていますが、もともと日本には誕生日をお祝いする習慣がありませんでした。
昔は「数え年」で年齢を数えることが普通で、お正月がくるとみんな一斉に年をとっていたためです。
日本で個人の誕生日が祝われるようになったのは、昭和24年に「年齢のとなえ方に関する法律」が制定されて以降に、満年齢での数え方が普及しはじめてからだと言われています。
海外においても、誕生日は、神の生誕を祝う日として宗教的な意味合いが強いものでした。
イエス・キリストの生誕を祝う「クリスマス」などが代表的です。
海外で個人の誕生日をお祝いする習慣がいつからはじまったのかについては定かではありませんが、15世紀のドイツでは、「キンダーフェスト」と呼ばれる子どもの誕生日会が行われていました。
当時のドイツでは子どもの誕生日に悪霊がやってくると考えられていたため、バースデーケーキの上に1日中ろうそくを灯すことで神に祈りを捧げ、子どもを守っていたそうです。
1日が無事に終わるとろうそくの火は消され、ケーキはみんなで分け合って食べました。
誕生日にバースデーケーキを食べる習慣は、19世紀にアメリカに伝わり、戦後に日本に伝わったと考えられています。
誕生日にケーキを食べる習慣はいつから?
そもそも、「なぜ誕生日にケーキを食べるようになった」のでしょうか。
実は、バースデーケーキの起源は、古代ギリシャの時代にまで遡ります。
古代ギリシャ人は、月の女神であるアルテミスの誕生を祝うため、月の形を模した丸いハニーケーキを焼いて、アルテミスへのお供え物としました。
このとき、ケーキにさしたろうそくに火を灯し、月の光を表したそうです。
このように遥か昔から、誕生日を祝う習慣があったことを考えると、誕生日がとても神聖で、特別な日であることを実感します。
誕生日の風習
個人の誕生日を祝うようになるずっと前から、日本には、ある伝統的な誕生日の風習があります。
それが、七五三です。七五三が行われるようになったのは、室町時代頃といわれています。
当時は、現在ほど医学が発達しておらず、栄養も乏しかったため、乳幼児のうちに亡くなってしまう子どもは少なくありませんでした。
そこで、七五三の歳まで無事に育ったことへの感謝を込めて、また、幼い子どもから少年・少女へと成長するひとつの節目を祝う意味を込めて、神様に祈りを捧げるようになったことが、七五三のはじまりです。
七五三では、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお宮参りをすることがしきたりとなっていますが、それぞれの年齢に意味があることはご存じでしょうか?
3歳の髪置(かみおき)
男の子も女の子も髪を伸ばしはじめる時期
5歳の袴着(はかまぎ)
男の子が大人の男性の衣服である袴を初めてつける時期
7歳の帯解(おびとき)
女の子が着物に帯を使いはじめ、大人の女性に近づく時期
七五三は、ご両親にとって、お子さんがすくすくと成長していることを実感できる大切な行事です。
満年齢で毎年の誕生日を祝うようになった現在でも続けられている、伝統的な日本の風習と言えるでしょう。
また、奈良時代以降に行われるようになった男の子の「元服(げんぷく)」や、公家の女の子が執り行う「裳着(もぎ)」も、古来より続く日本の伝統的な誕生日の風習だといえるかもしれません。
元服や裳着は、数え年12~16歳で執り行う成人の儀のことです。
現在では20歳の誕生日を祝う「成人式」として、その形を残しています。
成人の儀には、大人の一員として迎えることをお祝いするだけでなく、その年を迎える本人にとっての通過儀礼の意味が込められています。
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