還暦祝いのパーティー・祝賀会・同窓会の服装は?赤いものを身に着けるべき?
最終更新日:2023年3月24日
満年齢60歳で行われる還暦(かんれき)祝いとは、60歳の誕生日をお祝いする長寿祝いです。還暦以外の長寿祝いは数え年で行うこともあるのですが、還暦は満年齢で行うことが一般的です。
60歳になると生まれた年の干支に戻ることから「還(る)暦」という意味で、「還暦」と名付けられました。「本卦還り(ほんけがえり)」と呼ばれることもあり、生まれ変わる年という考えもあります。
還暦は初めての長寿祝いに当たるため、普段の誕生日祝いとは違い、祝賀会やパーティー・同窓会などが大々的に行われることも多いようです。
久しぶりに会う友人や知り合いに褒めてもらえるような、素敵な服装を心がけたいもの。
ですが、パーティーなどの華やかな集まりに普段から参加しており、そういった場所に慣れているという方は、あまり多くはないのではないでしょうか。
今回は、お祝いのパターンや会場に合わせたおすすめの服装を紹介します。
還暦祝いの服装選びのポイントは?
還暦祝いを兼ねた同窓会やパーティーなど、自分が参加者でもあり祝われる側でもある場合は、会場の雰囲気に合わせて服装を選ぶことを重視しましょう。
ホテルなどの大会場でカジュアルすぎるスタイルや、地味すぎる普段着とあまり変わらないファッションだと浮いてしまいますし、反対に居酒屋などの同窓会にゴージャスなパーティードレスで出席すると、それもそれで浮いてしまいます。
服装に悩んでいる人は、一緒に出席する人にどんな服装で出席するか、確認をしてみてはいかがでしょうか。
参加する何人かに相談してみると、当日会場で悪目立ちすることを防げるかもしれませんね。
少人数で行う場合は、あまり派手すぎると一人だけ浮いてしまうので、派手すぎるデザインや色味のものは避けた方が無難です。
ですが、反対に大人数で行う場合は、あまりに普段着に近いような地味な服装だと存在感が薄れてしまうので、派手ではなく、華やかなおしゃれをするように心掛けましょう。
女性であればスカーフやコサージュなどのアクセサリー、男性であればネクタイやシャツで少しだけ華やかさをプラスするのがおすすめです。
祝われる側であれば、ワンポイントとして赤を服装のどこかにあしらってみるのも素敵です。
ですが、還暦祝いだからといって、無理して赤色のものをコーディネートする必要はありません。自分で用意せずとも、現地で「還暦祝いの定番である赤いちゃんちゃんこ」が配布され、全員で着用して集合写真!ということもよくあります。
「ドレスコードとして赤色の服の着用がある」という場合は別ですが、そうでなければ色そのものよりも、むしろ場に応じた服装で参加することを大切にしましょう。
男女別・会場別のおすすめ服装例
こちらでは、還暦祝いを兼ねた同窓会やパーティーなどの際にどのような服を着ていくと良いか、男女別・会場別にご紹介いたします。
服選びの際の参考としてみてはいかがでしょうか。
男性の服装例
●ホテルの宴会場の場合
ホテルで開かれるお祝いの会には、正装(フォーマル)に近いものか、もう少しだけカジュアルな服装(セミフォーマル)で参加するのがふさわしいでしょう。
男性の場合は、スーツで参加すればまず間違いがありません。
濃紺やチャコールグレー、黒などのダークカラーのスーツにワイシャツ、そこに明るめの色や柄物のネクタイを合わせると素敵です。
靴も黒系の革靴を選び、スーツと色が極端に違わないように意識しましょう。
●料亭やカジュアルなレストランなどの場合
料亭やカジュアルレストランでの場合は、トップスはジャケット、中にシャツを着用し、ボトムスにはスラックスなど、スマートカジュアルな服装がおすすめです。靴は革靴であれば問題ないでしょう。
ボトムスについて、チノパンやデニム系がOKかどうかはお店の雰囲気に寄りますので、事前にどのような店か確認をしておくとよいでしょう。
和食のお店の場合は靴を脱ぐこともありますので、靴下にも気を配っておくと慌てずに済みます。
●普通の居酒屋などの場合
会場が居酒屋などかなりカジュアルな雰囲気の場合、だいぶラフな格好でOKになります。
ジャケットにジーンズ程度であっても問題ないでしょう。
ですが、あくまでも「お祝いの会」ですので、くたびれたTシャツに着古したジーンズ、足下はサンダル…といったように、あまりにも普段着然とした服装はやめておいた方が無難です。
女性の服装例
●ホテルの宴会場の場合
女性がホテルで開かれるお祝いの会に参加する場合は、『結婚式の二次会で着る服』をイメージすると分かりやすいかもしれません。
上品なワンピース、または同系色のツーピースがおすすめです。
柄がプリントされていないもの、あまり露出が激しくないものを選びましょう。
ベージュのストッキングを着用し、足元は3~5センチ程度ヒールのあるパンプスを選ぶとよいでしょう。
ですが、立食パーティー形式の場合は履き慣れない靴を着用すると足が痛くなってしまうので、無理せず自分に合った高さの靴を選ぶようにしましょう。
スニーカー等のカジュアルすぎる靴、サンダルやミュールなどのつま先が出る靴は避けて選んでください。
●料亭やカジュアルなレストランなどの場合
料亭やカジュアルなレストランの場合、女性もスマートカジュアルのスタイルで参加するのがオススメです。
イメージとしては、『同年代の女性キャスターが着ていそうな服』。
生足や露出度が高いもの、デニム系は避けるようにしましょう。
和風のお店や料亭が会場の場合、元々のスカート丈が短いとお座敷で膝を折って座ったときに膝が丸見えになってしまいますので注意が必要です。
あらかじめ、膝丈より少し長めのものを着用するのがよいでしょう。
また、女性だからと言ってスカートにこだわる必要もありません。フリルのついた華やかなブラウス・シャツとシンプルなパンツの組み合わせもとても素敵です。
こちらの場合も、足下はスニーカー、サンダルやミュールなどは避けて選ぶようにしましょう。
●普通の居酒屋などの場合
普通の居酒屋が会場であれば、『ちょっといつもより気合いの入った普段着』というイメージがぴったりかもしれません。
上品に見える少し華やかなニットやブラウスに膝下のフレアスカートを合わせるなど、普段のコーディネートを基本にしつつ少しだけ工夫してみましょう。
気心の知れた同級生同士で集まるような比較的ラフな場であれば、きれいめのデニムコーデなどもオススメです。
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他の方のお祝いに招待された場合の服装は?
恩師や知人の還暦祝いパーティー・祝賀会に出席する際の注意点についても紹介いたします。
相手が恩師や職場の上司など目上の知人の場合、会場の種類に関わらずある程度きちんとした格好をして参加すると失礼がないでしょう。
基本的には会場のドレスコードに合ったものを着用すれば問題はありません。
ホテルで行うのであればフォーマルに近いものまたはセミフォーマル、カジュアルな居酒屋で行う場合や自宅でホームパーティーとして行うのであれば少しかしこまった雰囲気がある襟付きの普段着に近いもの、というように、会場の雰囲気を壊さないようにすることが大切です。
1点気を付けたいポイントとしては、招待された参加者の一人として出席する場合、やはり「主役と被る可能性のある【赤色】を身に着けていくのは避けるべき」ということです。
結婚式に来賓として参加する際には白いドレスを着ないようにするのと同じく、こちらも最低限のマナーとして気を付けておいた方がよいでしょう。
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