「磁器婚式(じきこんしき)」名前の由来と意味、おすすめのプレゼント7選
最終更新日:2023年1月6日
結婚20周年は「磁器婚式(じきこんしき)」と呼ばれています。
15年の水晶婚式以降、5年ぶりに呼び名のある結婚記念日になるため、20年目のお祝いは少し特別な節目と考えている方や、そのプレゼント選びで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな「磁器婚式」の由来と意味、そして結婚20周年にふさわしいプレゼント7選をご紹介いたします。
目 次
磁器婚式(じきこんしき)の由来と意味
結婚記念日はイギリス発祥といわれていて、日本には明治時代に入ってきたとされています。
1年目、2年目、3年目と、結婚記念日は15周年の水晶婚式までは1年ごとに名前がついていますが、16年目以降は5年ごとに名付けられています。
結婚20周年を祝う「磁器婚式」という名称は、ご夫婦が共に歩んだ長い年月で「磁器のように固い絆で結ばれた夫婦」という意味を込めてつけられたようです。
「磁器」とは、高い温度で焼成されていて、たたくと高い金属音がする「陶器」と同じ焼き物の種類。
主に石物(陶石と呼ばれる石の粉)を材料に使用していると言われ、デザインも美しく、洗練されたものが多いようです。
「磁器婚式」の風習などは特に決まっていないようですが、ご夫婦で相談して名称にちなんだ「陶磁器製のアイテム」を購入するのもいいですね。
20周年の結婚記念日におすすめのプレゼント
1.マグカップ・ティーカップ・湯呑み
毎日使うマグカップや湯呑み。ペアアイテムの定番です。
結婚当初は夫婦おそろいだった方も、やはり20年という長い期間が経過すると劣化や破損してしまったり、それぞれ違うものを使用されているご夫婦も多いかと思います。
この「磁器婚式」をきっかけに、再度カップや湯呑みをお揃いで購入してみてはいかがでしょうか。
また、緑茶を飲むのが好きなご夫婦には、日本発祥の有名な有田焼や波佐見焼、伊万里焼などの湯のみがおすすめ。
紅茶を楽しまれるご夫婦であれば、ティーカップも素敵です。
素敵なお揃いのマグカップや湯呑みで、これからも仲良くティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2.花・花束と花瓶(フラワーベース)
お祝いの定番のお花。男性・女性問わずプレゼントに迷ったらやはりこれがおすすめ。
「愛情」・「あなたを愛しています」という花言葉を持つ赤いバラや、「幸せな結婚」という花言葉の白のシャクヤク、「愛情の絆」という花言葉のストックを使用したアレンジメントは見た目にも華やかできっと喜ばれるでしょう。
他にも、「愛の誓い」という花言葉をもつピンクのバラ、「感謝」という花言葉をもつピンクのガーベラなどもおすすめです。
香りが素敵な生花でも、色合いが鮮やかで長持ちするプリザーブドフラワーでも、豊富な種類から選ぶことができます。
花束・ブーケにすると、とてもゴージャスで特別感が出ますね。
でもせっかくの「磁器婚式」なのでお花だけではなく、名称にちなんで陶磁器製の花瓶も一緒に贈ってみませんか。
花瓶が素敵だと、花の美しさが一層引き立ちます。
ご自宅のインテリアに合わせて、お気に入りのデザインのものを選びたいですね。
大切な結婚記念日「磁器婚式」を花と花瓶(フラワーベース)で素敵に演出してみましょう。
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3.陶磁器製の食器
毎日使う食器は、普段はなかなか買い揃える機会がないものです。
この結婚20周年の節目に思い切って、素材やデザインにこだわった食器をセットで買い換えるのもいいですね。
上品なイギリスの有名陶磁器ブランドはもちろん、日本の有田焼などもクオリティも高く、特別な日のプレゼントにぴったりです。
お気に入りの食器で食事すると、より一層美味しく感じるものです。
毎日愛用したいなら、やっぱりお茶碗が定番。
お揃いのお茶碗で毎日食卓を囲むということは、やはり幸せを感じられる時間なのではないでしょうか。
素敵な陶磁器製の食器に彩られた食卓では、日々の会話も弾むことでしょう。
4.旅行
結婚生活20年。慌ただしい日々でなかなか一緒に旅行に行く時間をとれなかった…というご夫婦も結構いらっしゃると思います。
20周年の結婚記念として、思い切って以前から行きたかった場所へ旅行に行ってみてはいかがでしょうか。
20年前に新婚旅行で訪れた場所へ旅行して、タイムスリップ気分を味わうのも素敵です。
また、プロポーズした思い出の場所を訪れ、当時のことを思い出してみるのもよいでしょう。
旅行の際は、プレゼントを用意すると盛り上がります。
お互いに当日まで何を用意するかは秘密にして予め購入しておいたプレゼントを交換したり、サプライズでプレゼントを渡すというのも、思い出に残るのではないでしょうか。
夫婦水入らず、または家族全員で思い出に残る特別な旅行を一緒に計画してみてはいかがでしょう。
5.名入れギフト
オリジナル感や特別感を演出する「名前入りギフト」は根強い人気です。
最近の名入れギフトは種類も多く、フォトフレーム・似顔絵・お酒やマグカップ、タンブラーなどが定番ですが、USBメモリーなど少し変わった物もあるようです。
「磁器婚式」を記念して、オリジナルフォトフレームや似顔絵などを作成すると、お部屋に飾ってインテリアにすることができます。
名前入りギフトは、この人のために作ったという特別な気持ちが伝わりますので、記念品としてはとても好評です。
6.レストランやご自宅でお食事
せっかくの結婚記念日。ちょっとドレスアップして、豪華にホテルやレストランなどのディナーでお祝いしてみませんか。
ご結婚前に二人でよく行かれていた思い出のレストランなどもおすすめです。
結婚祝いプランのある場所を選ぶと、写真撮影やケーキなど豊富なオプションを使用することができます。
お店によってサービスが違いますので、事前にしっかりリサーチすることが大切です。
なんとなく外は落ち着かない、外食までは…というご夫婦は、二人で一緒に用意した手料理やケーキでゆっくりお祝いしたり、出前やテイクアウトなどを使用してお店の味を家で楽しんでみるというのもいいですね。
一緒に買い物に行く場合、それも楽しみの一つとなるでしょう。
ご自宅でお祝いをする場合、特別な雰囲気を演出するために、リビングに飾り付けを行ったり、食卓のテーブルにさりげなくお花やキャンドルなどを飾るのも素敵です。
家族で記念写真を撮影すると、更に良い思い出になりますよ。
7.アクセサリー類
結婚記念日の定番ギフトといえばアクセサリー。
婚約指輪や結婚指輪など、イベントの節目節目でもアクセサリーが登場しますね。
結婚生活20年目という大切な節目に、サプライズでアクセサリーなどの身につけられるものを贈ってみてはいかがでしょうか。
夫から妻への贈り物として定番のアイテムは、やはり指輪やネックレスなどです。
磁器婚式は10年目のスイートテンダイヤモンドのように定番のジュエリーはないのですが、
高価なプラチナやダイヤモンドなどの宝石、翡翠のリングなどではなくても
ワンポイントにジュエリーがついているようなシンプルなデザインのアイテムであれば比較的リーズナブルに購入できますので、そういったものを選んでみると素敵です。
妻から夫へのプレゼントとしては、ネクタイピンや腕時計が定番でしょう。
ハイブランドのアイテムであれば、より特別感が出ます。
ネクタイピンなどは、材料を購入して手作りすることもできますので、
世界でたった一つの特別な贈り物として喜んで貰えるのではないでしょうか。
ですが、ここで大切にしたいのは、感謝の気持ちです。
ご予算と相談しながら、あまり無理のない価格のものを選びたいですね。
共に歩んだ人生を振り返ってみませんか?
これまで様々なプレゼントの例を紹介してきましたが、「お誕生日新聞」は、これまでの二人が歩んできた人生を振り返ることができる特別なアイテムです。
いつもと違うプレゼントで特別感を演出。
大切な思い出を贈る「お誕生日新聞」がオススメ。
せっかく結婚記念日のプレゼントをするなら、喜ばれるモノを贈りたいですよね?
でも、いざ探してみると何を選んだらよいかわからず、悩んでしまうものです...
そんなとき昔の新聞ギフト「お誕生日新聞」が大変喜ばれています。
「お誕生日新聞」とは、昔の新聞の一面とテレビ面を上質紙に両面印刷した商品。
一枚ものから製本、パズルなど種類も豊富。
完全オーダーメイドとなっており、結婚式当日はもちろん、毎年の結婚記念日に発行された新聞を自由に選んでいただけるスペシャルなギフトなのです。
朝から慌ただしくて新聞をみているヒマもなかった、結婚式当日。
その日にもいろんなニュースがありました。
「そういえば、この年にこんなニュースがあったね!」
「当日は大雪が降っていたよね」と、
当時の紙面から日頃忘れていたなつかしい思い出がよみがえり、皆さんでとても楽しいひと時を過ごしたと喜びの声をいただいております。
ありきたりなモノではない「かけがえのない思い出」を贈れる、世界でひとつの贈り物。
この大切な結婚記念日に「お誕生日新聞」を囲んで、これまで共に歩んできた思い出をゆっくりと振り返ってみませんか。
感謝の思いを綴ったメッセージカードや手紙と一緒に…
一般的に磁器婚式は、ひとつの大きな区切りの年となるため、3~5万円程度の予算で記念に残るお祝いをする人が多いようです。
逆に、「うっかり結婚記念日を忘れてしまった!」「当日忙しくて何にも用意ができなかった」という方は、ぜひ花束とメッセージカードだけでも贈ってみませんか?
普段なんとなく言いにくい感謝の思いを綴った直筆の文字からは、メールやLINEなどでは伝えられない、ストレートな愛情やあたたかな思いが伝わります。
メッセージカードや手紙をもらえるだけでも、相手はとてもうれしいものです。
これまで20年間共に歩んでくれたことへの感謝と、これから先の素敵な未来を綴ってみてはいかがでしょうか。
お誕生日新聞オンラインショップでは、メッセージ文例集(サンプル)を多数ご紹介していますので、ぜひご参考にどうぞ。
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