ボジョレー・ヌーヴォーとは?
ボジョレー(Beaujolais)⇒フランス・ボジョレー地区
ヌーヴォー(Nouveau)⇒フランス語で「新しい」
その名の通り、フランス・ボジョレー地区で
その年に採れたブドウだけを使って造られる新酒のワインのこと
よくテレビなどで「ボジョレー解禁!」といって
乾杯をしているイベントの様子が紹介されていますよね
日付変更線の関係上、世界で最も早く解禁日となるのが日本となり
本場のフランスよりも早く飲むことができます!
なぜ解禁日があるのか?
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月の第3木曜日に設定されています
解禁日を設けていなかった頃は他の生産者よりも早く販売しようと
発酵不十分の質の悪いものが出回ったため
ワインの品質を守るために解禁日が設定されました
当初は11月15日と制定されていましたが
この日が土日にあたると運送業者やワイン販売店が休みになり
流通や売上げなどに大きく影響が出てしまうため
1985年から「11月の第3木曜日」に改定されました
イベントを盛り上げるキャッチコピー
毎年のワインの出来に応じてキャッチコピーがつけられています
ですが、実は日本で見かけるキャッチコピーは二種類あり
一つは、現地のボジョレーワイン委員会による
その年のブドウの評価をもとに
「フランス食品振興会」が発表した公式見解を和訳したもの
もう一つはそれを日本の業者が販売促進のために
キャッチーな言葉にアレンジしたものになります
ちなみに去年2021年のキャッチコピーは
公式見解の和訳は
「挑戦の末たどり着いた、納得のヌーヴォー」
販売業者のものは
「採れたてのいちごにかじりついたような味わい」
どちらも同じ年のワインですが随分違った印象に感じますよね
二種類のキャッチコピーを見比べてみても面白いと思います!
歴代のキャッチコピーには
「100年に1度の出来」や「ここ数年で最高」など
少し大げさなキャッチコピーがつけられることもあるようですが
ワインに詳しくない方でもキャッチコピーがあると分かりやすく
「ボジョレー・ヌーヴォーを飲みたい!」となり
さらに「イベント」を盛り上げるのに効果的といえるのではないでしょうか
最高の出来もあれば不作の年もあるとのこと
今年の解禁日は「11月17日」です!
どんな出来になるか楽しみですね!!
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