先日、神奈川に住む友人と話していた時のこと。
「あー、それ3,000円ちょっきりだったよ。」
「・・・ん?」
・・・あれ?通じてない。
もしかして、「ちょっきり」って方言なの??
生まれてからずっと道産子の私。
「なまら(→ とても)」や「こわい(→ だるい)」が
北海道弁だとは知っているけれど、気づいていない方言も
まだまだあるのね…と思い知った瞬間でした。
「ちょっきり」を焦って調べてみたところ、
北京オリンピック中、カーリング「ロコソラーレ」の
鈴木夕湖選手が、この言葉を使って話題になっていたことを知りました。
やっぱり方言だった!という思いと同時に、すごく活躍されている方が
同じ言葉を使っていて、なんだか嬉しくもあり(笑)
ちなみに、「ちょっきり」は「ちょうど」の意味。
北海道以外でも一部の地域で使われている言葉だそうですが、
「ちょうど」よりも「ちょっきり」の方が、ピッタリ感が増すので
全国にオススメしたい気持ちです。
また、イントネーションも北海道独特のものがあるようです。
よく言われるのが、「コーヒー」。
道民の多くは「コー(↑)ヒー(↓)」と発音してしまいます。
前半部分が強くなるんですよね。
「コー(→)ヒー(→)」もしくは「コー(→)ヒー(↑)」が
一般的なようですが、生粋の道産子にはあまり馴染みがありません…。
お問い合わせなどのお電話も、ここ北海道のスタッフが
対応させていただいているのですが、
お話をしていく中、「あらー、懐かしいイントネーション!」と、
道外在住で北海道出身のお客様に喜ばれたスタッフもいました。
自分たちでは気づかなくても、道産子が前面にでてしまっているね
と、スタッフみんなで話し合い、喜ばしいやら申し訳ないやら。
もし、イントネーションが聞きなれないものだったとしても
スタッフ一同、心を込めて対応させていただいております!
その気持ちが、どうかお客様に伝わりますように…。
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普段何気なく使っている言葉や、イントネーションが、
いわゆる標準語じゃないと気づいたとき、ちょっと恥ずかしい気も。
でも、慣れない土地で、ふいに故郷の方言を聞くと
なんだか安心したり、懐かしくなったり、切なくなったりしませんか?
つい出てしまった方言をわかってもらえると、「〇〇出身?」なんて
すぐに仲良くなれたりもしますよね。
そう考えると、方言の持つパワーはすごくて、愛すべきものなんだなって
改めて思いました。
これからも、北海道の大スター大泉洋さんのように
堂々と北海道弁を使っていこうと思います!
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