入籍されたみなさん、ご結婚おめでとうございます!
国際線もだんだん復活してきたので、新婚旅行は海外へ!という方も多いと思います。
「入籍して姓が変わるけど、入籍後すぐに新婚旅行へ出発」という場合、パスポートはどうしたらよいのでしょうか?
方法は次の二通りです。
1、旅行前に新姓のパスポートを取得 + 新姓で旅行予約
パスポート取得(名義変更の場合も)には時間がかかるため、入籍から出発まで日にちがある場合に限られます。
予約時には新姓のパスポートが手元になくても、出発までに用意できるなら新姓で予約できます。
※利用する航空会社によっては、予約時にパスポートが必要な場合もあります
2、パスポートは旧姓のまま + 旅行予約も旧姓で
「すぐ新婚旅行に行きたいので、新しいパスポートを取得する時間がない」
「出発はまだ先だけど、航空券の予約にパスポートが必要と言われた」
こんな場合は、今持っているパスポートが旧姓なら、予約も旧姓でします。
パスポートの名前と、航空券の名前が一致していれば、搭乗・出入国時に問題になることはありません。
逆にパスポートと航空券の名前が違っていたら、どんなに頑張って説明しても飛行機には乗せてもらえないので、お間違えないように・・・。
◇パスポートの申請(名義変更)にかかる時間
新規取得も名義変更も、手続き自体はほぼ同じで、新しいパスポートが発行されます。どちらの場合も、手続きには戸籍謄本(または抄本)が必要です。
婚姻届けを役所に提出してから、新しい戸籍謄本が取得できるまで1~2週間。それからパスポートの申請をして、新しいパスポートを受け取るまで最短で8日。全部で3週間はかかると思っておいた方がよさそうです。
書類に不備があったり、祝日が挟まったりすると、更に時間がかかることもあるので、余裕を持って計画を立ててくださいね。
◇パスポートの申請料金
新規で取得するか名義変更するかで、手続き自体は変わりませんが、申請費用が異なります。
今あるパスポートの有効期限がまだまだ先の場合は、名義変更で済ませた方がお安く済みます。
新規申請の場合
・5年間有効パスポート 11,000円
・10年間有効パスポート 16,000円
名義変更の場合
・記載事項変更申請 6,000円
※2023年8月現在
◇旧姓のパスポートを利用する場合の注意点
パスポートの有効期限を確認
旧姓のパスポートをそのまま使うという場合は、残存有効期間もチェックしてくださいね。行先によって違いますが、入国時にパスポートの残存期間が3~6か月必要な国が多いです。
パスポートの有効期限がまだ半年あるから、今回の旅行は今あるパスポートで!と思っていて、いざ予約しようとした時に予約できない・・・なんてこともありえます。
旅行先で車など運転予定の方は計画的に
運転免許証をお持ちの場合、身分証明として使える運転免許証は、先に名義変更の手続きを済ませる方が多いと思います。
旅行先で車やバイクを運転する場合、国際運転免許証か、運転免許証の翻訳文を取得することになりますが、免許証がすでに新姓の場合、パスポートも新姓のものが必要になってしまいますので、注意してくださいね。
ちょっとややこしく感じるかもしれませんが、旅行は計画からが楽しいもの。しっかり計画を立てて、すてきな旅行を楽しんできてください!!
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鳥が大好きなスタッフの長谷川です。外に出るとつい野鳥を探してしまいます。
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