入籍されたみなさん、ご結婚おめでとうございます!

国際線もだんだん復活してきたので、新婚旅行は海外へ!という方も多いと思います。

「入籍して姓が変わるけど、入籍後すぐに新婚旅行へ出発」という場合、パスポートはどうしたらよいのでしょうか?
方法は次の二通りです。

1、旅行前に新姓のパスポートを取得 新姓で旅行予約

パスポート取得(名義変更の場合も)には時間がかかるため、入籍から出発まで日にちがある場合に限られます。
予約時には新姓のパスポートが手元になくても、出発までに用意できるなら新姓で予約できます。
※利用する航空会社によっては、予約時にパスポートが必要な場合もあります


2、パスポートは旧姓のまま 旅行予約も旧姓で

「すぐ新婚旅行に行きたいので、新しいパスポートを取得する時間がない」
「出発はまだ先だけど、航空券の予約にパスポートが必要と言われた」

こんな場合は、今持っているパスポートが旧姓なら、予約も旧姓でします。

パスポートの名前と、航空券の名前が一致していれば、搭乗・出入国時に問題になることはありません。
逆にパスポートと航空券の名前が違っていたら、どんなに頑張って説明しても飛行機には乗せてもらえないので、お間違えないように・・・。

パスポートの申請(名義変更)にかかる時間

新規取得も名義変更も、手続き自体はほぼ同じで、新しいパスポートが発行されます。どちらの場合も、手続きには戸籍謄本(または抄本)が必要です。

婚姻届けを役所に提出してから、新しい戸籍謄本が取得できるまで12週間。それからパスポートの申請をして、新しいパスポートを受け取るまで最短で8日。全部で3週間はかかると思っておいた方がよさそうです。

書類に不備があったり、祝日が挟まったりすると、更に時間がかかることもあるので、余裕を持って計画を立ててくださいね。

パスポートの申請料金

新規で取得するか名義変更するかで、手続き自体は変わりませんが、申請費用が異なります。
今あるパスポートの有効期限がまだまだ先の場合は、名義変更で済ませた方がお安く済みます。

新規申請の場合
 ・5年間有効パスポート 11,000
 ・10年間有効パスポート 16,000

名義変更の場合
 ・記載事項変更申請 6,000円 

※2023年8月現在

◇旧姓のパスポートを利用する場合の注意点

パスポートの有効期限を確認

旧姓のパスポートをそのまま使うという場合は、残存有効期間もチェックしてくださいね。行先によって違いますが、入国時にパスポートの残存期間が3~6か月必要な国が多いです。

パスポートの有効期限がまだ半年あるから、今回の旅行は今あるパスポートで!と思っていて、いざ予約しようとした時に予約できない・・・なんてこともありえます。

旅行先で車など運転予定の方は計画的に

運転免許証をお持ちの場合、身分証明として使える運転免許証は、先に名義変更の手続きを済ませる方が多いと思います。

旅行先で車やバイクを運転する場合、国際運転免許証か、運転免許証の翻訳文を取得することになりますが、免許証がすでに新姓の場合、パスポートも新姓のものが必要になってしまいますので、注意してくださいね。

ちょっとややこしく感じるかもしれませんが、旅行は計画からが楽しいもの。しっかり計画を立てて、すてきな旅行を楽しんできてください!!

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