「ほっかほかのやきいもを包む新聞になること」
これは「お誕生日新聞」のアイドル、ブンシローの夢
ブンシローも大好き、やきいもの歴史について調べてみました!

 さつまいもの伝来 

日本にさつまいもが伝来した時期は1600年頃
中国から琉球(現在の沖縄県)に「唐芋(からいも)」と呼ばれ伝わり
その後、琉球から薩摩(今の鹿児島県)に広まり
更にその後、薩摩から江戸に渡った際
「薩摩藩からやってきた芋」から「サツマイモ」と
呼ばれるようになりました
 

 やきいもブームの歴史 

1次ブーム:文化・文政期(1804年)~明治維新(1868年)

江戸後期では、砂糖は貴重で高価だったため
安くて甘いやきいもは老若男女、貧富を問わず大人気でした

2次ブーム:明治時代~関東大震災(1923年)

東京の人口急増と安い値段により、やきいもの需要が増大し
それに応えるべく、やきいも専門店が多くできました
また、この時代のやきいも屋は冬期間のみの商いで
夏場はかき氷屋なども兼ねていたとのこと

3次ブーム:1951年~大阪万博(1970年)

1951年に、三野輪万蔵(みのわまんぞう)によって考案された
石焼きいもの「引き売り屋台」が東京に登場
移動販売式の石焼きいもが高度経済成長とともに盛り上がりました 

4次ブーム:2003年~現在

2003年から始まった「平成のやきいもブーム」
オーブン開発など機械の進化で
スーパーやコンビニで一年中やきいもの販売がされるようになったこと
また、品種改良によるしっとり・ねっとり系と言われる甘味の強い
「安納芋」や「シルクスイート」といった品種の登場が人気の理由

 

 様々なさつまいも品種 

現在流通しているサツマイモの食感は
ほくほく系・しっとり系・ねっとり系に分けられます

王道の「ほくほく」

紅あずま
日本で広く栽培されている品種の一つ
濃厚な栗のような甘みと香りが楽しめるのが特徴

 鳴門金時
外側は鮮やかな赤紅色で果肉はクリーム色
これを加熱することで黄金色となり「金時」の名前に由来
懐かしい素朴な味わいのさっぱりとした甘さが特徴

安定の「しっとり」

ふくむらさき
紫色の鮮やかな肉質で紫芋なのに糖度が高く甘い
クリーミーな味わいと、柔らかい食感が特徴

紅まさり
肉色の黄色が濃く繊維の少ないしっとりした舌ざわりと
いも本来の自然な甘みが特徴

革命の「ねっとり」

安納芋
コロンと丸い形で水分量が多く糖度が高いため
やきいもにすると蜜があふれてねっとりとした食感になり
さらに甘みが増すのが特徴 

紅はるか
「ほかのさつまいもより”はるかに”美味しい」という意味で名づけられ
繊維質が少なくねっとりとした食感と濃厚な甘さが特徴

 シルクスイート
「絹のようにしっとり滑らかに焼き上がる」の由来のとおり
喉ごしの滑らかさが特徴

 

やきいもは栄養素が豊富で、食物繊維や糖度によって満足感が得やすく
ダイエット食やおやつとしても重宝されています

自宅のオーブンやトーストでやきいもを手軽に作ることができます
美味しく仕上げるコツは、低温でじっくり加熱すること!
ぜひ、試してみてくださいね

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