還暦祝いとは?還暦(かんれき)の由来や風習、プレゼントに喜ばれるおすすめアイテムの紹介

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還暦祝いとは?還暦(かんれき)の由来や風習、プレゼントに喜ばれるおすすめアイテムの紹介

公開日:2016年12月18日
最終更新日:2025年3月25日

還暦プレゼントを渡す女性

人生の大切な節目である60歳の「還暦祝い」。
還暦祝いは、日本の伝統的な人生の節目として広く知られていますが、現在では60歳はまだまだ若くて元気な方も多く、「還暦」のお祝いの仕方も様々で昔とずいぶん変わってきているようです。

還暦祝いは大切な方へ、今までの感謝とねぎらいの気持ちを伝える絶好の機会。
お父さん、お母さん(おじいちゃん、おばあちゃん)などのご家族や、お世話になっている上司や恩師などに、喜んでいただけるお祝いにしたいと考える方が多いでしょう。

しかし「還暦」というお祝いは知っていても、名前の由来や風習などは知らない方も多いかと思います。
今回は還暦祝いの由来や風習などの豆知識、そして還暦祝いに喜ばれる当店のおすすめプレゼントをご紹介いたします。
 
 

2025年に還暦を迎えるのは満年齢で1965年(昭和40年)生まれの方です。

 

還暦祝いの基礎!還暦とはどういう意味?「還暦」の由来は?

赤いちゃんちゃんこを着たおじいちゃんとおばあちゃん

還暦とは、「賀寿(がじゅ)」と呼ばれる長寿のお祝いの一つで、満60歳で迎える最初の長寿祝いです。

「本卦還り(ほんけがえり)」「華甲(かこう)」とも呼ばれ、その由来は中国から6世紀頃伝わった暦の「干支(えと)」と深い関わりがあります

日本の伝統的な暦として現在も使われている干支は、正式には「十干十二支(じっかんじゅうにし)」と言い、10年で一巡りする「十干(じっかん)」と、12年で一巡する「十二支(じゅうにし)」との組み合わせで出来ています。

干支は、「甲子(きのえね)」というように、十干と十二支で生まれ年を表しますが、周期の違う十干と十二支が一つずつ順番に巡っていく為、再び生まれ年の干支が戻ってくるのは61年目になります。還暦は文字通り、「暦が還る」という意味なのです。

別称の「本卦還り」は、本卦(元の暦)に戻るという意味を、「華甲」は「華」の文字を分解すると6つの十と1つの一が含まれる事と、十干の最初の「甲」を当てることで61年目に干支が一巡する事を、それぞれ表しています。

 

  • 【十干】:甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戌(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)
  • 【十二支】:子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

 

干支と同時に長寿祝いの儀礼も中国から伝わりました。

「賀寿」と呼ばれる儀礼の始まりは、天平12年(740年)に、東大寺の起源とされる金鐘時(こんじゅじ)で行われた聖武天皇40歳のお祝いとされています。

奈良時代は日本人の平均寿命が短かったため、暦の節目である還暦を賀寿とする事は無かったようです。

当時は、40歳を初老として10年おきに「四十の賀」「五十の賀」「六十の賀」という儀礼の形をとっていました。

長寿祝いとして還暦が定着するのは、平均寿命が延び、現代に繋がる日本の生活文化が醸成されたと言われる室町時代です。

さらに江戸時代になると、還暦を祝う習慣は庶民にも広まり、全国各地で様々な還暦の風習が生まれました。

現在では、満年齢60歳で還暦のお祝いをする事が一般的なようです。

ちなみに、アメリカでは60歳の還暦祝いを「ダイヤモンド記念日」と言って、ダイヤモンドを贈る習慣があるそうで、その際には盛大にパーティーをします。

皆で賑やかにお祝いするのは日本と同じですね。
 
 

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『数え年』と『満年齢』どちらで祝う?還暦祝いの時期

長寿祝いには、数え年、満年齢どちらでお祝いするのか、地域などによって異なる事もありますが、還暦祝いではいつお祝いするのが良いのでしょうか。

還暦は、『干支がひと巡りして生まれた干支に戻る年齢を祝う日本の伝統行事』と説明した通り、数え年で考えると干支が一巡がずれてきてしまうため、満年齢で祝うのが一般的だそうです。

他の長寿祝いは数え年でも構いませんが、還暦祝いだけは満年齢で行うとよいでしょう。

 

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還暦祝いの風習はどんなものがある?

赤いバラの花束

還暦祝いには古くから伝わる様々な風習があります。

例えば、赤いちゃんちゃんこや頭巾など、赤い物を還暦のお祝いで身につける風習が古くから行われています。

これは、日本では古くから赤い色には魔除けの力があるとされ、麻疹(はしか)や疱瘡の神様が嫌う「難病除けの赤」として、赤ちゃんに赤い産着を着せる習慣があった事に由来しています。

還暦祝いは、生まれた年の暦に還ることから「赤ちゃんに還る」とされ、赤ちゃんと語呂が似た赤いちゃんちゃんこや、産着に見立てた赤い下着を身につける風習が生まれました。

また、還暦にあたる満60歳は男性の厄年にあたることから、厄除けとして還暦と赤い色が結びついたとも考えられています。

還暦を迎えるにあたって、赤色の品を贈ったり、身につけたりする他、神社などでお祓いをする風習も各地に見られます。

例えば、石川県では還暦と同時に男女を問わず厄払いをする風習があり、還暦祝いを節分から一週間以内の吉日に行う地域もあるようです。

また、三重県では厄払いのお参りの帰りにハンカチを落とすという厄落としの風習があります。

この他にも、伊勢・松坂地方では二十日正月過ぎから節分までの間に、氏神様や観音様にお供え物をして厄払いをします。

赤色のアイテムは全国的に見られ、長野県の赤い烏帽子(えぼし)や、中国地方や四国地方の赤いちゃんちゃんこと頭巾、福岡県では鶴亀模様の着物に赤いちゃんちゃんこを着てお祝いをします。

佐賀県では赤いちゃんちゃんこの他に、座布団を贈る地域もあります。

また、香川県では二つの大餅や、豆を入れた紅白のお餅を配るなど、その土地ならではの還暦のお祝いが受け継がれています。

ただ、現代は平均寿命も長くなり、満60歳で「老年」というイメージはなくなりつつあります。

そのため、還暦祝いで年寄り扱いされるのを好まない方もいらっしゃるようです。

60歳お祝いイメージ

また、核家族化や少子化で、還暦の風習は簡略化される傾向にあり、家族が集まって行う食事会や、好みのものをプレゼントする「特別な誕生日」という感覚で祝う場合も多くなっているようです。

その一方で、還暦は職場によっては定年のひとつの目安であるなど、人生の節目としての暦の巡りとしての風習もまだ生きています。

形は様々ですが、60年かけて巡ってくる暦の意味を知って干支をお祝いし、その寿ぎ(ことほぎ)を祝う人もあやかるという風習は受け継いでいきたいですね。

 

還暦祝いに喜ばれる定番の贈り物5選

還暦祝いに喜ばれる定番のプレゼント

還暦祝いに喜ばれる贈り物には、どのようなものがあるのでしょうか。

こちらでは、お祝いの定番となっている贈り物を5つ紹介いたします。

 

フラワーギフト

赤い花

お祝いの席を華やかに彩る「お花」は、定番のプレゼントとなっています。お花は華やかな見た目で、お祝い感を高めてくれますね。

還暦祝いにちなんで、テーマカラーの赤色を基調としたお花をプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。

女性には華やかな赤、男性には落ち着いた赤の花を選んでみても良いですね。

また綺麗な姿を長く楽しみたいという方には、生花ではなくプリザーブドフラワーのアレンジメントがおすすめです。

お洒落なガラスケースに入っているものや時計仕立てになっているアイテムもあり、毎日目に見えるところに飾って楽しんでもらうことが出来ます。

 
 

お酒

赤ワイン

お酒を飲まれる方には、お酒のプレゼントも喜ばれます。

日本酒やビール、焼酎などのボトルをオリジナルラベルで作成してくれるお店もあり、より一層贅沢なアイテムに仕上げてくれます。

還暦祝いのテーマカラー「赤」にこだわりたい方には、赤ワインがおすすめです。

なかでも名入れ酒や限定醸造のラベル付きワインなど、こだわりのお酒を選んでみてはいかがでしょうか。

また、ワンランク上の贈り物をしたい方は、グラスなどもセットにすると喜んでもらえるのではないでしょうか。
 
 

グルメ・スイーツギフト

還暦のお祝いにグルメギフト

相手に気を遣わせたくないという方は、消えものであるグルメギフトやスイーツギフトはいかがでしょうか。

好みが分かる相手に贈る場合は好きな物を、好みが分からない相手に贈る場合には、高級感のある洋菓子の詰め合わせを選ぶなど、相手によって柔軟に対応できる点も人気が高いです。

冷凍保存できる物や長期保存ができて小分けになっている物であれば、受け取った方のペースで楽しんでいただけるため、より一層思いやりが伝わることでしょう。
 
 

食事会・旅行

還暦のお祝いに家族旅行

最近はプレゼントだけでなく、体験型のお祝いも増えてきています。

形に残るプレゼントよりも思い出を贈りたい方は、レストランやホテルでの食事会・お祝いパーティーを企画したり、親戚・家族や仲間達と旅行を企画するのもよいでしょう。

温泉などは仕事や普段の生活の中で溜まった疲れを取り、リラックスできる旅行先として人気となっています。

イベント中は写真を撮って、写真立てに入れたりアルバムを作って後日プレゼントすると、きっと喜ばれるでしょう。

日程的にお祝いされる方の旅行に同行するのが難しい場合、旅行券をプレゼントするという方法もあります。
 
 

名入れアイテム

還暦お誕生日新聞

名前入りのアイテムも、長寿祝いの贈り物の定番となっています。
その方のためだけに特別に用意したという思いが伝わりやすく、よい記念になると考える方が多いようです。

湯呑み茶碗やタンブラー、時計など、普段使いしやすいアイテムを贈る方が多いですが、他の方と被らない特別なアイテムをお探しの方には「お誕生日新聞」がおすすめです。

60年間の人生は唯一無二であり、大切な方が歩まれてきた壮大なドラマがそこにあります。
還暦祝いの大切な節目に、60年間の思い出を振り返るきっかけをプレゼントしてみませんか?

昔の新聞ギフトショップ「お誕生日新聞」では、生まれたの日の新聞を上製本やオリジナルファイルに入れたり、パズルやラミネート加工してお贈りいただけます。

また、名入れ商品も取り揃えており、新聞社も5社より選択可能、お好みの新聞社をお選びいただけます。

「え!60年前の新聞?どこで手に入れたの!?」と、予想外のプレゼントに、思わずビックリされる方も多いとか。
ずっと手元に置いて、いつでも何度でも楽しんでいただける、ちょっと粋な贈り物です。

還暦祝いの贈り物には、高級感のある特別セット「還暦お誕生日新聞」が大変喜ばれております。

定番のお酒や花束を贈るのも素敵ですが、今年は「お誕生日新聞」を贈って、普段のお祝いとはちょっと違う「特別感」を演出してみませんか。
 
 
還暦祝い人気商品プレゼントランキング

 

予算別おすすめプレゼント例

プレゼントは、予算によって選択肢が大きく変わります。
予算をしっかり決めてから選ぶと、商品選択がスムーズになりやすいですね。

ここでは大まかな価格帯ごとのおすすめアイテムをまとめました。

1~2万円:実用的でセンスの光るギフト
1万円前後では上質な文具やちょっと贅沢な食器、グルメギフトなど実用的なアイテムが人気です。

贈り物を名入れギフトにしたり、少し特別感のあるグルメなどにアップグレードすると印象が上がります。

2~5万円:特別感を演出できる贈り物
2万円以上の予算があれば、さらに高品質な商品やオリジナリティあふれるギフトも選びやすくなります。

還暦を祝う家族や親しい間柄の方なら、旅行や体験型ギフトの追加も検討し、忘れられない思い出を演出するのが人気です。

10万円以上:旅行や体験型ギフトで極上のひとときを
10万円以上の予算があれば、遠方への旅行や高級旅館、温泉宿などをプレゼントして特別な体験を贈ることもできます。

一生に一度のお祝いを贅沢に楽しむことで、相手にとって特別な思い出を与えることができます。

家族で祝いたい場合は、みんなが集まれる旅先を選び、ゆっくり過ごす時間を共有するのがおすすめです。

 

還暦祝いで気を付けたいマナーと避けたいアイテム

OK?NG?

還暦祝いの贈り物をする際には、避けたほうがよいアイテムや贈り方のマナーがあります。相手に嫌な印象を与えないためにも事前にチェックしておきましょう。

一般的に、還暦祝いやその他の長寿祝いでは、年寄り扱いを連想させるようなアイテムは避けられがちです。

たとえば杖や老眼鏡など実用性があっても、相手によっては敏感に感じられるかもしれません。

また日本茶や靴、ハンカチなどは昔から縁起が悪いとされる場合もあるため、相手の受け止め方を想定したうえで贈る選択肢として検討するようにしましょう。

贈り物には必ずメッセージカードを添えるなど、言葉で感謝とお祝いの気持ちを伝えることが望ましいです。

メールやSNSの時代ではありますが、手書きの一言があると相手の印象も格段に良くなります。

ただし、本人の嗜好に配慮しすぎるあまり、形式や品数だけにとらわれてしまうと、本来の目的である感謝と敬意が薄れてしまいがちです。
大切なのは相手への思いやりや、これからの未来を応援する姿勢をしっかり示しましょう。

 

プレゼントにメッセージカードを添えよう!

直接想いを言葉にするのが苦手な方でも、手紙や感謝状にすると気持ちを素直に伝えやすくなります。

特別なデザインの用紙を使ったり、色紙に家族でメッセージを書き込むのもおすすめです。プレゼントと一緒に渡せば、一生の宝物として残る思い出になるでしょう。

ここでは還暦祝いに贈りたいメッセージの文例を紹介いたします。

メッセージ作成にお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。

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お父さん、還暦おめでとう!
まだまだ先の長い人生ですが、
第二の人生の第一歩を踏み出したという事で、
これからもこれまでと変わらずにお体を大切に、
いつまでも健康でいてください。

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還暦、そして無事定年を迎えた今日、
本当におめでとうございます。
長い間の勤労お疲れ様でした。
心から感謝しています。
これからも体には十分に気をつけて、元気でいて下さい。

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祝 還暦!

これからもますますお元気で、
ますますのご活躍を期待しております!
新しい人生への船出を祝して!

○○より

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 感謝と敬意を伝える還暦祝いで思い出に残るひとときを

還暦祝いは、これまでの60年間の歩みに感謝し、これからの人生を応援する場でもあります。心温まる贈り物と演出で、特別な日を彩りましょう。

還暦を迎える方にとっては、人生の一区切りと新たなスタートを意味する大切な節目です。そのため、お祝いする側にとっても相手を尊重し、改めて感謝の気持ちを示す絶好の機会となるでしょう。
何よりも大事なのは、相手の好みや人生観に寄り添ってお祝いの用意することです。

プレゼントや体験ギフト、パーティーの準備など、選択肢は多岐にわたりますが、どれも目的は一つ。

相手を笑顔にし、これまでの苦労や功績を褒め称え、これからの健やかな日々を祈ることにあります。

本記事で紹介したポイントやアイデアを参考に、大切な方の還暦を盛り上げてみてください。

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