こんにちは、スタッフの鈴木です。

みなさんはおじいちゃんと会ったことはありますか?

私は父、母方の祖父共に私が生まれたときには他界していたので会ったことがありません。

会ったことがないからこそ、小さい頃から事あるごとにおじいちゃんについて父や母に尋ねてきました。

二人とも66歳で亡くなりましたが今から考えると若いですよね。

祖父たちにとっては還暦祝いが最初で最後の長寿のお祝いになったのですが、父は特に何もしなかったそうです。

母は姉弟と全員でお金を出し合い、還暦祝いという形ではなく「退職祝い」として食事会をしたそうです。

二人の祖父が還暦祝いを迎えたのは高度経済成長期の真っ只中。

父は祖父の跡を継ぎ自営業を営んでいて忙しくてそれどころじゃなかったと当時を振り返ります。

母のところはお嫁さんに出たお姉さん達も集合して一家団欒楽しく食事会をしたそうですが赤いちゃんちゃんこなどのプレゼント渡さなかったそうです。

いろんな還暦祝いの形がありますが、当時は今のようにプレゼントを贈ったり家族で盛大にお祝いしたりする時間もなかったり、戦争を経験した人だからこそ贅沢をしない人もいたのかな、と思いました。