2021年も終わり、あっという間に2022年。

1年経つのがとても早く感じます。
本当にあっという間。

親も高齢、さらには自分も順調に年を重ねる中
これまでの10年と、これからの10年では、まったく違う
生活になるんだろうなと、改めて考えるようになりました。

避けては通れない「老後の生活」です。

 

「老後」は何歳から?不安なことは?

2020年に厚生労働省が行った調査では、
何歳から「老後」と考えますか?という質問に対し、
一番多かった答えは「70歳から」
老後最も不安に感じるものは?という質問に対し、
一番多かった答えは「健康の問題」
だったそうです。

還暦(60歳)以降を老後と考える人が多かったのは昔の話。
現在は寿命が延びこともあり、70歳以降を「老後」と考え
それに伴い「健康」が不安になる、という人が多くなったようですね。

確かに納得。

私の母も70歳を超えているので、とても身近な話題です。

 

「老後の準備」気になること

老後の準備というと、資金を思い浮かべる方も多いと思います。
どのくらいの金額を用意しておく必要があるのか、最近では
よくテレビなどで取り上げられていますよね。

もちろん、お金のことも大切。
でも私が一番気になっているのは、「住まい環境」です。

気になりだしたきっかけは、母の骨折でした。

特別なことをしたわけではなく普段通りの生活をしていて
突然起きた骨折。
おそらくどこかにぶつけているはずが、本人は全く気づいておらず
痛みとともに
日に日に腫れていく右足…。
お医者様によると、加齢で骨が弱くなっていたらしく
珍しいことじゃないよーとのことでした。

 

老後住みやすい環境を考える

骨折とわかって、安静にそろりそろりと歩く毎日が始まりました。

こうなってみると
階段などの段差がつらそう!
足をぶつけやすいところが何か所も!
靴の着脱手伝ってあげたいけど、玄関せまい!
などなど、不便さがとても目立つんです。

今後もっと年齢を重ね、杖や車椅子が必要になったり
思うように体が動かせなくなったとき、はたしてどんな環境であれば
暮らしやすいのだろうか…?
改めてそう考えました。

 

高齢になってからの体の変化と、それに合った住まい環境、
そして福祉用具貸与や、住宅改修費がどれくらい介護保険で賄えるかなど
きっかけがないと、なかなか考えたり調べたりしませんよね。

身近な家族や、ゆくゆくは自分だって、今のままの環境では不便に
感じることが増えていくはず。

大きく変えることは難しいし、今すぐできることは少ないかもしれません。
でも、この気付きを無駄にせず、少しずつでも学んで、老後の住まい準備を
進めていきたいなぁと思います。

 

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