100歳の長寿祝い「百寿(ひゃくじゅ)」の由来と意味は?喜ばれるプレゼントはどう選ぶ?

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100歳の長寿祝い「百寿(ひゃくじゅ)」の由来とお祝いマナー。喜ばれるプレゼントはどう選ぶ?

公開日:2018年9月14日
最終更新日:2023年1月6日

白いトルコ桔梗の花束

人生の大きな節目、100歳。

長寿祝いは、60歳の還暦から始まり、70歳(古希)、77歳(喜寿)、80歳(傘寿)、88歳(米寿)、90歳(卒寿)、99歳(白寿)…

そして、100歳のお祝いである「百寿(ひゃくじゅ)」と続きます。

今回は百寿祝いの基礎知識とお祝いマナー、おすすめのプレゼントなどをご紹介します。

こちらのページはマナー講師の松原奈緒美先生に監修いただきました。

 

2024 年に百寿を迎えるのは満年齢で1924年(大正13年)生まれの方です。

 

 

100歳の長寿祝い「百寿(ひゃくじゅ)」とは?

百寿祝いの由来と意味

白とピンクとブルーの花束
「百寿」の名前の由来は文字通り、「百歳を迎えたおめでたい年」という意味が込められています。

読み方は、「百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)」
または、100年、一世紀を迎えたという意味で、「紀寿(きじゅ)」とも呼ばれています。

百寿は、99歳の白寿よりも後にできたと一般的に言われていますが、中国には1100年以上前から100個の「寿」を各種の書体を使って書き表した「百寿図」というものがあります。

それを長寿のお祝いとしていたため、世界的に見ると、長寿を願う風習自体はずっと以前からあったといえるでしょう。

昔は100歳まで生きる人が大変珍しかったため、白寿や百寿のお祝いがされることはほとんどありませんでした。

現在では、百歳を迎えるご高齢者の方には、敬老の日前後に内閣総理大臣からのお祝い状と記念品(銀杯)が贈呈されるようです。

 

 

百寿祝いの風習やテーマカラーについて

長寿祝いのテーマカラー
長寿祝いは、還暦や古希にはじまり、のちに白寿・百寿も加わったとされています。

還暦や古希は中国発祥であるため、地域によるお祝いの風習に大きな違いはなく、お祝いされる方がそれぞれのお祝いのテーマカラーのちゃんちゃんこを着たり、ご家族で食事会を開いたりするのが一般的なお祝いのスタイルとなっています。

百寿も基本的には同じようにお祝いをして過ごすことが多いですが、お祝いされる方が高齢となるため、お祝いの会を開催する場合はまず体調などを考慮し、ご本人に無理のないようにしましょう。

百寿のテーマカラーは白寿と同様に白色、または百が「もも」と読めることから桃色とされています。

より百寿祝いらしさがでる、白色やピンク色のプレゼントを選んで贈るのもよいでしょう。

 

 

百寿祝いのマナー、ポイントは?

予算
百寿のお祝いでプレゼントやご祝儀を贈る際は、他の親族ともよく相談して予算を決めましょう。お祝いする人との関係にもよりますが、祖父母である場合1万円前後が相場とされています。

また、金額以外にも、配慮が必要な点もあります。

100歳ともなれば基本的にどれだけ健康であっても、昔に比べると体力が衰えていたり、体調があまりすぐれない場合もあるかと思います。
また、お祝い会の仕方も人それぞれ好みがあり、ご自宅や施設などで静かにお祝いして欲しい方や、レストランでご家族の皆様と賑やかに盛大に過ごしたい方もいらっしゃるでしょう。

そのため、お祝い会の日程や祝い方については、ご本人のご希望を第一に考慮して決めることが大切です。

もしも外で食事をする場合は、高齢者が食べやすいメニューがあるかどうかの他に、会場までの移動手段やバリアフリーかどうかなども確認しておくと体にかかる負担を減らすことができます。

長寿祝いプランを扱っているホテル・レストランなどに一度相談をしてみると、いろいろな配慮がなされているので安心できますね。

また、なるべく気候の良い時期を選んでお祝い会を開催するのもポイントです。

 

 

2024年に百寿を迎える人

誕生からシニアまで

2024年に百寿を迎える方は、満年齢でお祝いする場合1924年(大正13年) 、数え年では1925年(大正14年)です。

長寿祝いの数え方には「満年齢」と「数え年」の2つがあります。

満年齢とは生まれた年を0年(0歳)とし、現時点までの時間を表したもので、最も一般的な年齢の数え方です。

例えば2000年に生まれ、2018年に誕生日を迎える人は18歳ということになります。

対する数え年とは、生まれた時点の年齢を1歳とし、それ以後は元日のたびに1歳を加算して歳を数える方法です。

数え年では、その年の誕生日を迎えていない人は「満年齢+2歳」、迎えている人は「満年齢+1歳」で数えるため、少し複雑といえるでしょう。
 

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百寿祝いにおすすめ!思い出に残るプレゼント3選

この一世紀という長い長い年月を歩まれてきたおじいちゃん・おばあちゃんへ、心からの感謝とおめでとうを伝えたいですね。

ですが、百寿を迎える年になると、ある程度ものは揃っているので、物欲が少ないという方も多いようです。

そこでおすすめしたいのが、特別感が伝わるオリジナル要素を加えたプレゼント。

ここでは、気持ちが伝わる・思い出に残るプレゼントについて3つご紹介いたします。

 

花束・プリザーブドフラワー

白い花束

男性、女性関係なくプレゼントの定番といえばやっぱり「お花」。
とても華やかでお祝いの雰囲気を盛り上げてくれますし、何よりいくつになってもお花を贈られると嬉しいものです。

百寿のテーマカラーである白色やピンク色など柔らかい色合いを中心に作った花束は、百寿のお祝いにぴったり。
生花のアレンジメントであれば、とても良い香りで癒されることでしょう。

また、最近はプリザーブドフラワーの人気も高いようです
生花より手入れも簡単で綺麗な状態で長く楽しめるため、素敵な思い出と共に長く飾ることができます。

メッセージカードなどを添えて、より一層の特別感を演出してみてはいかがでしょうか。

 

 

手作りプレゼント

プレゼントを手作りする子供

百寿を迎える年齢となってくると施設などで暮らされている方も多く、生活に必要なものは大体揃っています。

こういった方にとっては、意外にも「手作りプレゼント」が「もらって嬉しいプレゼント」かもしれません。

昔を思い出して懐かしい気持ちになるギフトや、作り手の心がこもった世界に一つだけの手作りプレゼントは、あたたかさや思いが伝わります。

また、可愛いひ孫さんが書いたイラストや似顔絵などもよいでしょう。

思い出の写真入りのフォトフレームや、感謝の気持ちとご長寿を讃える表彰状などであれば比較的簡単に作れるため、「あまり器用ではないから手作りはちょっと・・・」という方にも、ぜひともチャレンジしていただきたいアイテムです。

 

 

名入れギフト

お誕生日新聞「記念日セット」

その方のためだけの特別なプレゼントといえば「名入れギフト」。

湯呑み・タンブラーなどの食器類、タオルや衣類、雑貨や小物などいろいろな名入れギフトがあり、最近はメッセージ入りのものまであります。

でも百寿のお祝いに、もっと特別感あるとっておきのプレゼントをお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方へおすすめしたいのが、この「お誕生日新聞」です。

「お誕生日新聞」は、おじいちゃんやおばあちゃんが生まれた日や、思い出の新聞をプレゼントできるめずらしいギフトショップ

当時の紙面から伝わる時代の世相に、おじいちゃん、おばあちゃんの今まで歩まれてきた100年という激動の人生の重みを感じ、非常に感銘を受けたと大変喜ばれております。

・こんな昔の新聞があるなんて驚いていた
・お祝い会の場が大変盛り上がった
・感動した
・他の人も欲しがっていた
・製本の厚さ、重さに人生の重みを感じた
・家に帰ってゆっくり読みたいと言ってくれた

と、ご家族のみなさまで、おじいちゃんおばあちゃんがこれまで歩まれてきた「100年間という長い年月」を感じていただけます。

人生の大切な節目「百寿のお祝い」だからこそ贈りたい「お誕生日新聞」。

おじいちゃんおばあちゃんの幼い頃の思い出話で、贈る方も贈られた方もとても思い出に残る百寿のプレゼントになったと大変喜ばれています。

 

百寿祝いのプレゼントなら「お誕生日新聞」

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メッセージカードや手紙で感謝の思いを伝えよう

メッセージカード

やはり大切な人からのお祝いの言葉というのは、何よりも嬉しいものです。

100歳のお祝いは、花束やプレゼントと一緒に、今までの感謝とこれからも元気で長生きして欲しいという言葉を添えた手紙やメッセージカードを贈ってみてはいかがでしょうか。

皆でお祝いする場合は、寄せ書き用の色紙を用意したり、メッセージカードに書いたメッセージを一人一人スピーチするのも良い思い出になるでしょう。

百寿祝いのメッセージ文例をいくつか紹介させていただきます。

 

 

【子供からのメッセージ文例】

祝 おとうさん百寿記念
100歳のお誕生日おめでとうございます
おとうさんが歩まれてきた
100年の歴史の偉大さに敬服いたします
これからもお元気でいらしてください

偉大なるお母様へ
人生100年目の節目おめでとうございます
健康体で100年目の誕生日を迎えられたこと
娘の私としても鼻高々です
これからも自慢のお母様でいて下さい

親愛なる父上様へ
100歳のお誕生日おめでとうございます
その背中には100年の歴史が
刻まれていると思うと感慨深いです
これからもその背中を見つめさせて下さい

 

 

【孫、ひ孫からのメッセージ文例】

○○○おばあちゃん
まさかおばあちゃんが100歳だなんて
若々しいのでびっくりです
今度そっちへ遊びに行くので
その元気の秘訣を教えて下さい

おじいちゃん 100歳の誕生日おめでとう
僕たち私たちが 
こうして元気に心温かく過ごしているのは
じいちゃんのおかげです
これからも 元気で心豊かに長生きしてください

100歳のお誕生日おめでとう
これからもまだまだ元気で長生きして下さい
子供 孫 ひ孫一同より

 

 

【友人・知人からのメッセージ文例】

◯◯さんへ百寿のお祝いを申し上げます
これからは◯◯さんが日本の平均寿命を
伸ばしていく時代が到来ですね
来年もまた同じように101歳の
お誕生日祝いをさせて下さいね

◯◯様へ
百寿のお祝いを申し上げます
これからも◯◯様にとっての人生が
健やかで輝かしいものとなりますように
◯◯一同願っております

100歳のお誕生日おめでとうございます
いつも素敵な笑顔をありがとうございます
みんな元気で明るい○○さんが大好きです
これからも元気な笑顔をたくさん見せてくださいね

 

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コミュニケーションマナー講師EXSIA代表 松原奈緒美(まつばらなおみ)
コミュニケーションマナー講師
EXSIA代表 松原奈緒美

マナー・コミュニケーション領域の専門家。研修や講演の年間登壇150本。これまでの受講者延べ人数は35,000名を超える。NPO法人日本サービスマナー協会 ゼネラルマネージャー講師としてプロ講師の育成も行う。著書に「新しい生活様式・働き方対応ビジネスマナー100」新日本法規出版がある。メディアでも活躍。テレビ、雑誌、ウェブ媒体などにも多数出演する。
Web:EXSIA(エクシア)
YouTube:EXSIA 松原奈緒美

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