両親の還暦祝いに贈りたいプレゼントは?父親向け・母親向け・ペアアイテムで人気の定番プレゼントを紹介!
最終更新日:2022年12月12日
人生の節目となる60歳の「還暦祝い」。
お祝いされる人にとっては初めての長寿祝いとなりますので、一生の思い出になるようなるべく盛大に祝ってあげたいものです。
お祝いの際には、記念に残るプレゼントも一緒に贈ってみてはいかがでしょうか?
今回は両親に贈りたい定番のプレゼントをそれぞれ父親向け、母親向け、そして両親向けペアアイテムと分け、3つずつ紹介します。
目 次
還暦祝いとは?
還暦(かんれき)祝いとは、60歳の誕生日をお祝いする長寿祝いです。
初めての長寿祝いに当たるため、知名度が高く盛大にお祝いする人が多い、一番メジャーな長寿祝いです。
60歳になると生まれた年の干支に戻ることから「還(る)暦」という意味で、「還暦」と名付けられました。
「本卦還り(ほんけがえり)」と呼ばれることもあり、生まれ変わる年という考えもあります。
そんな還暦祝いのテーマカラーは赤と決まっています。赤には魔除けの効果があるとされていて、赤を基調にしたプレゼントが贈られることが多いようです。
還暦祝いは60歳の長寿祝い!由来・風習・服装など気を付けたいマナー >
男性(父親)向けの定番プレゼント3選
ここでは男性(父親)向けに贈りたい定番のプレゼントを3つ紹介します。
(1)お酒
お酒好きの男性には、少し高級で希少価値のある日本酒やウイスキー、ワインなどのお酒を贈ってみてはいかがでしょうか。
種類や味にそこまでこだわりがないという方であれば、金箔入りのものを選ぶとより華やかになるのでおすすめです。また、還暦にちなんで赤ワインや赤色のボトルを選ぶと、還暦のお祝いということが分かりやすくなります。
オリジナルラベルを貼ってもらうとさらに特別感が増し、オリジナリティあふれる贈り物として思い出に残ります。
グラスなどもセットでプレゼントすれば、極上のひと時を楽しんでいただけることでしょう。
ただし、お酒の飲めない方には贈らないように気を付ける必要があります。
(2)趣味に関するグッズ
趣味に関するグッズも、大変喜ばれるアイテムの一つです。
スポーツが好きな男性には各種スポーツ用品のほかに、使い心地の良いタオルなども汎用性がありおすすめです。
釣りやアウトドアが好きな方には機能性が高いウェアやツールセットなども良いでしょう。
実用的ですし、少し高価なものを選ぶと特別感が出てきっと喜んでもらえるはずです。
ただし、趣味に通じていないとわからないこともあると思いますので、事前に欲しいものを確認しておく方が安心です。
仕事が忙しくこれまで趣味が持てなかったという方には、新しく趣味を作るきっかけになりそうなアイテムをプレゼントするのも素敵です。
様々なアクティビティやものづくりなどが掲載されたカタログギフトなどをプレゼントすると、今まで経験したことのない物事に挑戦する機会となるかもしれません。
体験ギフトであれば思い出作りもできるため、きっと楽しい還暦祝いのプレゼントになることでしょう。
(3)Tシャツ・下着などの衣類
日常生活で大活躍してくれるTシャツは、価格もお手頃でプレゼントにぴったりです。
Tシャツはカラーバリエーション豊富でどれにしようか悩んでしまいそうですが、還暦にちなんだ赤色のTシャツにしてみてはいかがでしょうか?
オリジナルのTシャツを制作してくれるお店もあるので、特別感を演出したい人はオーダーしてみると良いでしょう。
Tシャツとセットで贈りたいのが、下着類です。
特に、赤い下着は健康にいいと言われているので、お祝いする方の健康を願う意味で贈ってみてはいかがでしょうか。還暦のテーマカラーにも合っているため、おすすめです。
冬に還暦祝いを行う際には、Tシャツではなくセーターやニットなどをチョイスしてみるのも良いでしょう。
カシミアなど高級感のある素材のセーターを贈ると、高級感が出てお祝いにぴったりです。
こちらも還暦にちなんで赤色のものを選んでみてはいかがでしょうか。
女性(母親)向けの定番プレゼント3選
ここからは女性(母親)に贈りたい定番のプレゼントを3つ紹介します。
(1)花束・フラワーギフト
プレゼントの定番であるお花はやはり失敗が少ないため、根強い人気を誇っています。
還暦のテーマカラーである赤色のバラの花束やアレンジメントを作ってもらうといいでしょう。
また、最近は、花束よりも長持ちするプリザーブドフラワーも人気です。大きな花束を作ってもらうと、お祝いの席もぱっと明るくなります。
もしフラワーギフトだけだと少し物足りないという場合は、ケーキやクッキーなどのスイーツ・お菓子を添えるとより豪華な贈り物になります。
味はもちろん、見た目も華やかでおしゃれなものを選びましょう。あんこや抹茶を使った和菓子なども上品でお祝いの席にぴったりです。
(2)ファッション小物
ワンポイントでおしゃれを演出するファッション小物もおすすめです。
服のように広い面積ではないため、還暦のお祝いカラーである赤もコーディネートに取り入れやすくなっています。
ファッションアイテムの中で特におすすめしたいのが「ストール」です。
年齢が出やすい首元を隠したいと考える女性は多いものです。
そんな方には、ストールをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
夏場は薄手の素材を選ぶことでエアコンの冷えや日焼けから首元を守ることができ、冬場はあたたかい素材を選ぶとマフラーのように使うことができます。
軽くて、快適なつけ心地のストールは人気が高いようです。
(3)コスメ
「年齢にかかわらずいつまでも綺麗でいてもらいたい」という気持ちを込めて、コスメをプレゼントするのも素敵です。
普段あまり時間をかけてお手入れできていないという方であれば、上質なパックや基礎化粧品なども喜んでいただけることでしょう。
還暦のテーマカラーにちなんで赤い口紅を贈るというのもオシャレです。
赤といっても様々な色味がありますので、相手の女性の肌の色や好みに合いそうな1本を選びましょう。デパートのコスメブランドのものを選ぶと特別感がありますね。
高級ブランドの化粧品であれば、口紅に名前を入れてくれるサービスがあるのでおすすめです。
両親(ペア)向けの定番プレゼント3選
ここでは同時に還暦を迎える両親に贈りたい、ペアで楽しめるプレゼントを3つ紹介します。
(1)旅行券
大手旅行会社で使える旅行券や、ホテルの宿泊券は、仲の良い両親への贈り物にぴったりです。
旅行のプレゼントは、忙しくてお祝いの席を設けられないという人にもおすすめです。
形には残らなくても、旅行という素晴らしい思い出を残すことができるでしょう。
お父さんの希望、お母さんの希望をそれぞれさりげなく確認しておくと行き先もスムーズに決められます。
もしスケジュールを合わせられる場合は、家族みんなで温泉旅行に行くのもおすすめです。
有名な温泉地の旅館で美味しいご飯を食べ、のんびりリラックスしながら家族の時間を贅沢に楽しむ・・・きっとご両親も大満足のプレゼントになることでしょう。
長寿祝いのギフトに「旅行・ツアー」を贈る >
(2)時計
いつまでも末永く一緒の時間を刻んでいってほしいという願いを込めて、ペアセットの腕時計を贈り物に選ぶ人も多いようです。
毎日身に着けてもらえる夫婦おそろいの腕時計を贈ってみてはいかがでしょうか。
腕時計はかっちりしたデザインのものから、ファッションタイプのものまでバリエーションが豊富です。
お値段も数千円で購入できるものから10万円以上するものまで金額の幅が広いので、予算に合わせて選びましょう。
文字盤に赤いルビーをあしらったデザインであれば、還暦のお祝いにもピッタリです。
(3)名入れギフト
その方のためだけに用意したという特別感が出るのが「名入れギフト」。
特にマグカップや湯吞み、江戸切子のおしゃれなグラス、夫婦箸や夫婦茶碗など実用的かつ普段使いしやすい食器類は名入れの人気商品となっています。
「だけど、やっぱりもっと珍しくて盛り上がれるプレゼントがいいなぁ・・・」
そんな方にぜひともおすすめしたい名前入りギフトが「お誕生日新聞」です。
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特別な日にふさわしい記念品をお探しの方へ
「お誕生日新聞」とは、大切な方の生まれた日や二十歳の年、結婚式の日などの思い出の日の新聞を”大切な思い出”とともに贈ることができる、唯一無二のギフト商品です。
「お誕生日新聞」をめくるたびによみがえる「大切な方の思い出」。
幼い頃や青春時代の思い出、二十歳の時の思い出、結婚した時の思い出など、当時の紙面から伝わる、大切な方がこれまで歩まれてきた時代…。
「お誕生日新聞」を囲んで、ご家族、ご友人と共に過ごす素敵な時間は、ありきたりの贈りものでは贈ることのできない特別なものです。
大切な方の思い出に皆が寄り添いながら、笑顔が広がる大変めずらしい贈りもの。
「お誕生日新聞」は年齢性別問わず、皆さまでお楽しみいただけます。オンラインショップ限定です。
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お孫さんの手作りプレゼントも喜ばれる!
予算が限られている人や欲しいものがわからないという人にもおすすめなのが手作りプレゼントです。
お金をかけた高級なプレゼントも素敵ですが、手作りギフトにはお金では買えない味があり、喜んでもらえること請け合いです。
特にお祝いされる本人にお孫さんがいた場合、子ども達に何か作ってもらって渡せば、より一層喜んでもらえるでしょう。
手作りプレゼントの定番は似顔絵やフォトフレーム、肩たたき券などです。
孫が描くおじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵は、きっと喜んでもらえるでしょう。
絵を描くのが好きなお子さんに描いてもらってはいかがでしょうか。
フォトフレームキットを購入すると簡単にフォトフレームを作ることができます。
シンプルなフォトフレームに飾り付けをするだけでも、世界にひとつだけのフォトフレームが完成するでしょう。
思い出の写真や描いたイラストを入れて渡すと、より気持ちが強く伝わります。
子供から年上の方へ贈るプレゼントとして定番の肩たたき券は、今でも人気があります。
「肩を叩いてもらえることがうれしい」というだけでなく、「孫たちと触れ合える時間ができるのでうれしい」という気分になる人が多いのではないでしょうか。
還暦祝いにチェックしておきたいマナー
「人生50年」などと謳われた時代は還暦を迎えると長寿とされていましたが、平均寿命が延びている今、還暦祝いは珍しいことではなくなりました。
長寿祝い自体は大変おめでたいものですが、そうかといってあまりお年寄り扱いしないようにしましょう。
定番の赤いちゃんちゃんこを嫌がる人もいるので、事前にさりげなく確認してみてください。
還暦プレゼントの予算・相場は?
還暦のプレゼントの相場は相手との関係にもよりますが、両親のお祝いであれば1~5万円、祖父母であれば1~3万円、その他の関係でしたら5,000~2万円が相場です。
こちらも兄弟や親せきと確認しておくといいでしょう。
還暦祝いをするタイミングや場所は?
還暦祝いは他の長寿祝いと同様、60歳の誕生日までに行うのが一般的とされています。
プレゼントは誕生日直前に届けた方がいいでしょう。長寿祝いの席の場で渡す人は、お祝いの場を誕生日よりも前に設けるようにしたいものです。
どうしても誕生日当日を過ぎてしまいそうなときには、事前にお詫びの一言を添えるのがマナーです。
還暦祝いの当日の祝い方は?
還暦祝い当日に普通に渡しても喜ばれますが、サプライズとしてプレゼントを出すともっともっと喜んでもらえるはずです。
なるべくお祝い当日までプレゼントの存在は隠しておきましょう。
また、自分たちからではなく孫から渡してもらうのも粋な演出です。
還暦祝いのプレゼントの贈り方は?
親しい間柄であれば必ずというわけではありませんが、還暦祝いのプレゼントに熨斗を付けて渡す人も少なくありません。
もしも熨斗を付ける場合は、ちょうちょ結びで赤白の水引が書かれたものを使いましょう。
熨斗の上の部分には「祝還暦」「還暦御祝」などと書き、水引の下の部分には贈る人の名前を書きます。
還暦祝いに「心に残る」メッセージを送ろう!
贈り物も喜ばれますが、長寿祝いの場では感謝の気持ちとこれまでの労いの言葉を添えると、より一層喜ばれます。
お祝いの席が始まる前に、乾杯の挨拶として一言添えるのも素敵ですし、メッセージカードを贈るとずっと手元に残してもらえるのでまた素敵です。
きっと思い出に残る長寿祝いになるでしょう。
還暦(60歳)のお祝いに喜ばれるメッセージ文例集 >