お祝いごとには必ずといっていいほど『寿』という漢字を使いますよね。
「寿」という字は「おめでたい」意味合いの漢字です。
お祝いに欠かせない「寿」の漢字ですが、調べてみると・・・
実はかなーり奥が深い漢字でして。
字体の種類でいうと、なんと100種類あるそうです!
「えー、100種類もの字体をどうやって使い分けるの~??」
ということで調べて見ました。「寿」のルーツを。
100種類の字体で表現した「百寿図」
これが、百寿図というものです。
<画像提供:金丸良子研究室>
“寿”の字は木刻版画の中で常用される題材で、人々の健康長寿の願望を現している。一般に“百寿図”は、中堂形式とされ、年長者の祝寿のために用いられる。 収集資料は、河北・武強のもの。
この百寿図というのは漢字の祖国、中国で生まれたものです。
その歴史はなんと2000年以上前というから驚きです!
よくみると、いろんな字体があって面白いです。
寿のような「喜」のような字体もありますが、
「え、それ『寿』って読むの?」っていう字体もたくさんありますね。
(いや、むしろほとんど読めないか・・・)
個人的には、この字体が好きです!
なんだか笑っているようで愛らしいですね。幸せになれそうです。
これなんか、もう完全に萌え系でしょ??
可愛らしすぎる!!
(書き方まちがえていたらごめんなさい!)
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ん?
よく見るとこんな字(?)もありますが、
これもアリなんですかね??
いやあー、なんだか奥が深いですよ。百寿図は。
ちなみに百寿図は正式に言うと、「吉祥花文字」という中国の伝統芸術のひとつで、風水的に縁起の良い絵柄の組み合わせでデザインされた字体のようです。
吉祥花文字とは?
<画像提供:お花の文字屋>
絵柄は動物や植物、花や霊獣など・・・。
福を呼び込む”縁起物”として昔から伝承されてきた字体です。
吉祥花文字は中国の皇帝や皇室が国の繁栄を願って描かれたのがはじまり。
風水絵画と書道が合致した芸術ともいえますね。
100種類の「寿」に込められた想いとは
中国の広い大地と歴史から継がれている百寿図。
あの有名な3国時代の始まりが西暦184年と言われているので、さらに昔から伝わる字体ということですね。
もう歴史のスケールがハンパじゃなく広すぎて・・・正直、想像もつきません。
ともかくも現代で何気に使われる「寿」のルーツを探ると、時空を超えた壮大なドラマが広がっている。
ということだけは、言えるかもしれませんね。
なんだか、自分のちっぽけさを感じます。(笑)
みなさまに「幸せ」が訪れますように!!
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店長の鈴木です。
お祝いの悩みなら何でもござれ!この道10年のベテランです。
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