毎年のお誕生日祝いは、満年齢でお祝いするのが普通です。
ところが、「古稀」や「米寿」などの長寿祝いは、満年齢でお祝いする方法と、数え年でお祝いする方法があります。
さて、どちらでお祝いするのが正しいのでしょうか?
■ 昔は数え年しかなかった
満年齢が登場したのは明治時代に入ってから。今では当たり前に使う満年齢ですが、当時は一般にはなかなか浸透しなかったようです。
もちろん長寿のお祝いも数え年。
それまでずっと数え年で暮らしてきたわけですから、新しい数え方が出てきても、簡単には乗り換えられませんよね。
今でも、「子供の時は数え年だった」という おじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいらっしゃると思います。
■ 満年齢の台頭
満年齢が広く一般に使われるようになったのは、昭和25年に「年齢のとなえ方に関する法律」が施行されて、役所などでも満年齢を使うことが義務づけられてからです。
そして今では満年齢が主流になり、数え年を使う機会はほとんどなくなりました。
必ず数え年で計算するものと言えば、厄年くらいでしょうか?
韓国では満年齢と数え年のどちらも一般的に使うようですが、日本ではほとんど使われなくなってしまいました。
■ 結局はどっちが正しい?
満年齢と数え年は、単に数え方の違いです。誕生日祝いや長寿のお祝いは、宗教的なものでもないので、どちらが正しいとか、どちらが正式だということもありません。昔は数え年でお祝いしていましたが、それは満年齢という概念がなかったから。
つまり、満年齢でお祝いしても、数え年でお祝いしても、どちらも正しいのです。
現在では、なじみのある満年齢でお祝いする方の方が多いですが、昔からの伝統を大切にし、ずっと数え年でお祝いしているというご家庭もあると思います。
■ 数え年でお祝いされる方は、実際どのくらい?
当店での過去1か月のご注文について、満年齢でのご注文と、数え年でのご注文の割合が、どのくらいなのか、ちょっと調べてみました。
※還暦は満年齢でのお祝いが一般的なので、還暦祝いのご注文はカウントしていません
今では少数派となった「数え年」での注文。
長寿祝いのご注文の内、その割合は
5.07%
満年齢のご注文が圧倒的に多く、数え年でのご注文は、全体の約5%という結果になりました。
思ったより少なかったです。
数え年は、それだけなじみの薄いものになってしまったんですね。
■ 実は身近にある「数え年」
あまり使われなくなってしまった数え年ですが、その考え方は、実は今でも身近に残っています。
生まれた時点を1歳として、新年を迎えるごとに1歳増えるという「数え年」。
私たちがよく使っているものの中に、このように数えるものがあります。
何でしょうか?わかりますか?
こたえは、元号 です
「令和」の場合でいうと、平成から改元した2019年5月1日から元年(1年)が始まって、その後1月1日を迎えるたびに1年増えます。
そう考えると、よくわからない数え年の仕組みも、なんとなく腑に落ちませんか?
ということで、話がそれてしまいましたが、長寿祝いは、満年齢、数え年、どちらでお祝いしても良いのでした!
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