4月に入り、入学・入社シーズンとなりました。

これまでとはまったく違う毎日のスタート。
緊張しながらも、新しい生活になんだかワクワクする!

そんな方も多いと思います。

でも、大きな環境の変化に、体調を崩しがちになる方も
中にはいらっしゃるかもしれません。


入学後に起こる子供のストレス

小さな子供の場合、入学後は初めてのことがいっぱい。
初めての通学・初めての教室・初めての先生や友達・初めての勉強・・・。
周りに安心できる家族もいないし、緊張の連続です。

慣れてしまえば、元気に学校に通えるようになるものの、
それまでが子供にとっても戦いなんです。

肉体的にも精神的にも、たくさんのストレスがかかってしまい、
体に異変が起こり、腹痛などの不調を訴えることも。

元気だったのに、急に顔色が悪くなり何度も嘔吐を繰り返すときは
「周期性嘔吐症」かもしれません。

 

「周期性嘔吐症」とは?

かつては「自家中毒」と呼ばれていたこの病気。
風邪の症状はなく、食べた物などにも原因がないのに
激しい嘔吐を繰り返すという、なんともツライ状態になってしまいます。
2~10歳くらいの子供によく見られ、大人になるにつれ自然に治ることが
多い病気です。

私たちは、食事から取り入れたブドウ糖をエネルギー源として
体を動かしていますが、ブドウ糖が足りなくなると脂肪を分解し
エネルギーへと変えています。

でも、小さな子供はそううまく体が働いてくれません。
脂肪を分解したときに発生する「ケトン体」がどんどん
体内に増えてしまいます。
そして血液が酸性に傾いてしまい、嘔吐につながるというわけです。

新しい生活のスタートで、様々なストレスを小さな体で受け止め
頑張っているため、想像以上に大量のエネルギーを消費している
ということですよね。

ちなみに、私はこの「周期性嘔吐症」の常連(?)でした。
入学どころか、進学するたびにこの症状が発生し、
本人はぐったり、両親はハラハラ。
毎年点滴のお世話になりました。


ベテランの10歳を過ぎても嘔吐していましたが(笑)
自然に治った経験があります。
もし同じような症状の子供がいたら、ツライけどこの時期
なんとか乗り越えて!とエールをおくりたいです。

 

大人も油断できません

慣れない環境に身を置くと、大人だって体調を崩しがち。

急激な環境の変化は、それがたとえ楽しい変化であってもストレスになり、
自律神経が乱れて体調不良につながってしまいます。
自分が思っているよりも、体も心も疲れているこの時期。
注意が必要です。

早起きして朝日を浴びる・軽い運動をする・バランスの良い食事をとる・
お風呂にゆっくり浸かる・しっかり睡眠をとる

などなど、自律神経を整える方法はたくさん紹介されています。

ただ、私の経験上、それすらできないときもある!
そんなときは頑張りすぎず、自分が一番リラックスできる時間を
多めに作るようにしましょう。

暖かくなってきて、お休みの日はみんなで元気に外出!
そう思うかもしれませんが、予定を詰め込みすぎず
体をゆっくり休めることも大切ですよ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

新生活に慣れてきたら、体も心も余裕がでてくるはず。
頑張るのはそれからにして、楽しい毎日にむけて
今をのんびり乗り越えていきましょう!

 

当店の紹介
生まれた日や記念日に発行された『お誕生日新聞』を全国へお届け!累計221万人以上のお祝いをお手伝いさせて頂いております。 ⇒お誕生日新聞オンラインショップ