こんにちは、スタッフの鈴木です。
春は別れと出合いの季節。私の友人にもご主人が転勤になる子がいて、先日赴任前に会ってきました。
数え年なら今年喜寿のお祝いを迎える母も一緒に友人が住む米軍基地のお宅にお邪魔してきました。
彼女とは私が以前勤めていた会社からの付き合いでもう10年のお付き合い。
その間、アメリカに赴任していた時には、私も彼女に会いにバージニアまで行ったこともありました。
喜寿のお祝いを迎える母は編み物が大好きでアクリルタワシを作りお友達や知人にプレゼントすることが趣味になっています。
彼女夫婦にも私が良くしてもらっているからと母が幾度となくアクリルタワシを作ってくれて、私から彼女に渡していました。
掃除好きな彼女の旦那様も汚れがよく落ちるととても気に入って喜んで使ってくれています。
彼女と母は今まで会う機会が無かったのですが彼女が「赴任前にお母さんにも会いたい。ぜひ自宅に一緒に遊びに来て欲しい」と言ってくれました。
喜寿のお祝いを迎える母は今まで一度も日本から出たことがありません。
海外に行ったことのない母が米軍基地にどんな反応をするのか、また友達と母は気が合うのだろうかと少なからず心配していました。
しかし当日、母は初めての基地内に目を輝かせ、まるで子供に戻ったようで、喜寿のお祝いを迎える年齢とは思えないほどでした。
友人ともすっかり意気投合。普段家ではあまり話さない母が友人には私が驚くくらい、とにかく沢山話していました。
聞き上手で気遣いのできる友人のおかげです。そんな嬉しそうな母を見ていて、もしかしたら母が一番喜ぶ喜寿のお祝いは、話を聞いてあげることなのかもしれない、そんな風にも思いました。
プレゼントなどではなく、共に同じ時間を共有し会話することが嬉しいと思う喜寿のお祝いを迎える人が他にも多くいるかもしれませんね。
苦手な飛行機を乗ることなくアメリカの雰囲気を肌で感じることができ、沢山おしゃべりできた母は何度も友人と私に「今日は嬉しかった!こんな経験をさせてくれてありがとう!」と言っていました。
友人も喜んでいましたが、何より私が少しは母に親孝行できたかな、と思えた1日でした。
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店長の鈴木です。
お祝いの悩みなら何でもござれ!この道10年のベテランです。
特技は昔の新聞を見ただけで年代を当てられることです。