だんだん日が短くなってきましたね。
今年2022年は 9月23日(金)が秋分の日です。
秋分の日は、昼と夜が同じ長さになると一般的に言われますが、実はまだ昼の方が少し長いんですよ。
★ 昼と夜の長さが同じにならない理由
仮に、ですが
太陽が昇るとき、太陽の中心が地平線に重なった時 を「昼の始まり」
太陽が沈むとき、太陽の中心が地平線に重なった時 を「夜の始まり」
とすると、秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
でも実際は、
地平線から太陽が ちょっとでも見えた瞬間 が「日の出」
太陽が地平線から 完全に見えなくなった瞬間 が「日の入り」
と決められています。
太陽が顔を出してから、太陽の中心が地平線に重なるまで、
太陽の中心が地平線に重なってから、完全に沈むまで、
このふたつの時間が昼にプラスされるので、昼の方が少し長くなるんですね。
秋分の日では、昼の方が夜より15分くらい長くなります。
※昼が長くなる理由は、このほかにも、
「大気があるために光が屈折することにより、昼が少し長くなる」などもあります
★ 昼と夜の長さが同じになるのはいつ?
では、昼と夜の長さが同じになるのは、いったいいつなのかと言うと
同じ長さになるのは 9月26、27日頃 です。
ちなみに2022年の、東京の日の出日の入り時刻はこちら
日の出時刻 | 日の入り時刻 | 昼の長さ | |
9/23(金)秋分の日 | 5:29 | 17:37 | 12時間8分 |
9/26(月) | 5:32 | 17:33 | 12時間1分 |
9/27(火) | 5:32 | 17:31 | 11時間59分 |
秋分の日を迎えると、冬の寒くて長い夜が近づいている気がして、私は暗い気持ちになるのですが、実はまだ3,4日の猶予がありました。
「もう夜の方が長いんだなぁ・・・」と残念に思うのは9月27日からでよかったんですね。
お住まいの地域の日の出日の入り時刻は 国立天文台のサイト で調べることができます。
秋分の日、札幌の日の入りは17時31分で、東京の17時37分とほぼかわらないのですが、なんと沖縄の日の入り時刻は18時25分!
約1時間も違うんですね。うらやましいかぎりです。
その分、日の出も沖縄の方が1時間ほど遅いのですが、それでも私は、日没が遅い方がいいなと思ってしまいます。
これから冬至に向けて、どんどん日が短くなっていきますね。
寒い季節がやってきますので、みなさま体調には十分気をつけてお過ごしください。
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